2019.07.08 - 2019.07.14
写真集団 一隅 写真展
“一波萬波”(いっぱばんぱ)
一隅は片隅、または角を言う。写真集団一隅の 信念は“ 一隅を照らす光は全宇宙をも照らす”だ。
“一波萬波”は一波動けば萬波生ずの意。ごく小さいことがそれに留まらずやがて大きな影響を及 ぼすことである。
例えて言うなら小さな池に現れた波紋、ニューウェーブと言えるだろう。
我々はこれまでの17 年間才能あふれる人材を排出し、韓国写真界の一隅を照らしてきた。
私的な物語とドキュメンタリーを通して人生を見つめ、これを通して社会問題を取り上げてもきた。
一隅を照らす光は広く広がり、私的な、または今まで注視せずにいた些細な事柄への認識を変えた。
一つのニューウェーブが生まれたのだ。
気になりませんか?韓国という小さな池の波紋が太平洋を越えてどこまで広がるのか。
そして世界という波紋と出会った時、どんなことが起こるのか。
最後に、詩人リュシファが韓国に伝える松尾芭蕉の句を引用する。
古池や蛙飛び込む池の音
写真家 徐準榮 (Seo junyoung)