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2018.10.29-11.4

金子千裕 Chihiro Kaneko

清濁

いつもカッコイイものを探している。
私がカッコイイと『感じる』ものは日々の生活、家の中、街の中、ちょっとした旅先などにある。
『感じる』とは複雑な心の動きだと思う。それは家族との思い出や、日々の自問自答、知識や技術、思想、そして言語化できない何らかの感覚などが渾然一体となった『私情』的な、心の背骨というべきものと深く繋がっている。
そんな複雑な心の動きと、そこから生まれてきた写真を総括して『清濁』と名付けた。

〜略歴〜
1980年　宮城県仙台市出身
2005年　石巻専修大学理工学研究科機械システム専攻　修了

ライカマニアの叔父に影響を受け、写真に興味を持つ。小中学校は放送委員会・放送部に所属。
高校では写真部に所属するが廃部の憂き目に遭う。後にマジック部に所属。
マジシャンの桔梗徳哉氏に師事し、大学院卒業までマジシャンとして営業活動を続ける一方、放送部や写真部に所属していた経験を買われ、裏方として記録写真や記録動画の撮影に携わる。また、大学の研究室にて指導教授から暗室作業の指導を受ける。

2009年　うつ病により仕事が思うように出来なくなった事を機に写真活動を開始。
2016年　写真評論家の飯沢耕太郎氏、カメラマンの榊智朗氏らの勧めを受け『夜の写真学校』の瀬戸正人氏に師事する。
2017年　アート団体『アップデートアーキテクツ』に所属。
2018年　トランスコスモス株式会社で契約カメラマンを経験した後、フリー

〜主なグループ展〜
2016年　「七つの眼〜そこから見える世界〜」寺町美術館、東京
2017年　「Traveling5　旅しないカメラ」Place M、東京
　　　　　「アップデートアーキテクツ　実験と成果展」すみだ生涯学習センターユートリヤ、東京
2018年　「みっける365日展アーティストと見つける人生の1%」生活工房、東京
　　　　　「アップデートアーキテクツ　巨人と市民」すみだ生涯学習センターユートリヤ、東京

ミニギャラリー Mini Gallery

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