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2016.10.31-11.6
榎本祐典 Yusuke Enomoto
砂塵が過ぎて
いつの間にか街から離れて、人気のない場所をひたすら歩いているということに気づく。時折車が砂埃をあげて追い抜いていく。風は微かに潮の匂いがする。どんな場所にたどり着くのかという不安と期待感が入り交じる。カメラを手にして初めて見えてくるものがある。それは自分の頭の中では思い描けないもので、ある時突然目の前にやってくる。人知れずそこにある打ち捨てられたような光景を探している。
【Profile】
榎本祐典 えのもと・ゆうすけ
1986年東京生まれ。2010年東京造形大学デザイン学科写真専攻卒業。以後、写真制作を継続。日本のランドスケープを記録・記憶化する写真家グループ「NODE」に参加中。写真展「Sorry, I am a stranger here.」(TOTEMPOLE PHOTO GALLERY/2010)、「hyperthermy」(コニカミノルタプラザ/2013)、「浮遊漂砂」(オリンパスプラザ東京/2015)、他グループ展等多数出展。収蔵:清里フォトアートミュージアム(ヤングポートフォリオ/2014)
【開催イベント】
トークショー
「造形大写真の源流とこれから」
11月5日[土] 15:00-17:00
ゲスト 河野和典氏[日本写真協会理事、日本カメラ社顧問]
※この写真展は東京造形大学創立50周年記念事業、ZOKEI NEXT 50の一環として開催いたします。
ミニギャラリー Mini Gallery
同上
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