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2010.02.15-02.21
Oreo
Dreaming I とどく
ノート
私は夢とともに生きている。
私の中で、自由に泳いでいた夢が世界へとどく。
自分の夢がどれほど欲望にあふれ、密やかで、素直でなかったことにさえ気づかぬままひたすら夢を見ている自分だけを夢見てきた。
Dreaming夢を見ることで、辛くても、楽しくて、幸せだった。でも、そうしているうちにいつしか自分にはいろいろなものが身についていた。そのすべてはドリーミングの産物。
−私が手を繋ごうとしなかった夢は「わたしはあなたのものじゃない」と言いながら一人歩きをはじめる。
私はそれを憎むことも拒むことも、そして当たり前のことと受け止めることもできない。ただそこまで。
世界を夢見た代わりに手に入れられるもの、そのドリミーングの産物のためにだけ世界と手をとろう。
Pharmakon「おかあさん、人間ってドリーミングなの。死を意識すると死しか見えないけど、死が当然になると、夢しか見えないもの」
Dreaming One
Oreo おれお
1979年生まれ
born in Seoul,Korea
oreocompany@aol.com
ミニギャラリー Mini Gallery
同上
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