優れた写真文化活動を顕彰する目的で設立され、現在も写真家、評論家、デザイナー、編集者等によって運営されている「写真の会」が主宰する「写真の会賞」受賞作品の展覧会。 第19回になる今回は、写真集『Memoires 1983』を発表した古屋誠一氏が受賞した。 受賞作品からの出品展示。 写真の会 1988年に丹野清和、柳本尚規、大島洋、西井一夫の各氏が中心となり発足。年4回刊の会報の発行や「写真の会賞」の授与等の活動を現在まで続けている。 写真の会ホームページ: http://shashin-no-kai.com 古屋誠一 ふるや・せいいち 1950年、静岡県西伊豆生まれ。 1972年、東京写真短期大学(現東京工芸大学)卒業。 1973年、シベリア鉄道経由で渡欧。 現在、オーストリア、グラーツ市在住。 写真家として多くの個展を開催、グループ展に参加するほか、フォルム・シュタットパルク(グラーツ)の運営、写真誌『カメラ・オーストリア』の創刊/編集にも携わる。 写真集: 『Memoires 1989』(Camera Austria、1989年刊) 『Memoires 1995』(Scalo、1995年刊) 『Christine Furuya-Gossler, Memoires 1978-1985』(光琳社出版、1997年刊) 『Memoires 1983』(赤々舎、2006年刊) 『Aus den Fugen 脱臼した時間』(赤々舎、2007年刊) |