優れた写真文化活動を顕彰する目的で設立され、現在も写真家、評論家、デザイナー、編集者等によって運営されている「写真の会」が主宰する「写真の会賞」受賞作品の展覧会。 第18回になる今回は、北海道の地方出版社である寿郎社より写真集『夕張』を発表した風間健介、蒼穹舎より『風知草』を発表した松井洋子の二氏が受賞した。 受賞作品から、大四切サイズのモノクローム作品16点(風間)、六切サイズのモノクローム作品17点とロール・サイズのカラー作品3点(松井)をそれぞれ出品展示。 写真の会 1988年に丹野清和、柳本尚規、大島洋、西井一夫の各氏が中心となり発足。年4回刊の会報の発行や「写真の会賞」の授与等の活動を現在まで続けている。 写真の会ホームページ: http://shashin-no-kai.com 風間健介 かざま・けんすけ 1960年、三重県生まれ。高校卒業後、上京。 1987年、北海道に移住。 現在、東京都在住。 受賞: 第18回東川賞特別賞 写真集: 『夕張』(寿郎社、2005年刊) 風間健介ホームページ: http://www2.ocn.ne.jp/~kazama/ 松井洋子 まつい・ようこ 1969年、東京都生まれ。 1993年、東京学芸大学教育学部卒業。 1994年、植田正治氏に師事。鳥取県に移住。植田正治写真美術館準備室勤務を経て同館学芸員(1997年まで)。 2000年、植田正治写真事務所勤務(2003年まで)。 2001年、image box 東中野スタッフ/プロデューサー(2004年まで)。 2003年、写真家として独立。 写真集: 『風知草』(蒼穹舎、2005年刊) |
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photo by KAZAMA Kensuke. all rights reserved. |
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