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2017.10.2-10.8
忍路は「おしょろ」と読みます。「おしょろ」はアイヌ語の「オショロ・コッ」
に由来するそうで、お尻のような窪みという意味だそうです。北海道、小樽と余市
の間に位置します。この付近はかつてニシン漁で栄えた地域で、有名なソーラン節
は鰊場作業唄として唄われた民謡です。
今回撮影した場所は忍路半島を中心とした東側の忍路湾、西側の余市湾の両側と
一部豊井海岸から祝津辺りを含みます。
忍路半島の東側、忍路湾沿いの国道5号線は落石・岩盤崩壊等を繰り返している
ため、この地域をパスするトンネル(新忍路トンネル)の工事が進められています。
国土交通省によれば平成29年度中に開通する予定になっているそうです。通常ルー
トでここの一部の景色は間もなく見られなくなります。そうした「歴史」の端境期
にこの景色に出会えたことに感謝したいと思います。
ミニギャラリー Mini Gallery
同上
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